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令和3年6月1日北区めぐりあじさい

コース 南千住・・飛鳥山・・十条富士・・赤羽・・荒川サイクリングロード

赤羽の地形が面白い。北を流れる荒川から東側にかけては低地で下町的な密集した住宅が立ち並ぶ。一方の西側から南にかけては高台であり、そこには赤羽台団地や桐ケ丘団地がある都内でも有数の一大団地地帯。特に赤羽台団地は東京23区ではじめて建てられた大規模団地であり、昭和の住宅事情を今に伝える文化遺産。このように下町的な密集した低地と、広大な敷地の大規模団地がある高台とが入り混じっている。かつての軍都として発達した街でもある。

 古代東海道から鐘ヶ淵に抜けて、白髭東アパートに出る。梅若橋をくぐって水神神大橋を渡るのだが、梅若橋へ上がる道が分からない。グルグル回ってみたが結局分からなかった。 東京ガスの丸タンクそばの石浜神社が第一の目的地。こちらに白髭富士がある。富士山遥拝所で登れない。

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 JR貨物隅田川駅南側を走って、南千住へ。首切地蔵尊や小塚原刑場跡を見たかったが、通り過ぎて、投込寺(浄閑寺)に来てしまった。吉原から程近いためしばしば遊女の屍体が門の中に投げ込まれたお寺。
 JR常磐線沿いに西日暮里駅へ。ガードをくぐり、すぐに右折。上り坂になって田端駅南口に着く。駅へは不動坂(天気の子の舞台)という階段を降りなければならない。
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与楽寺坂を下り、田端八幡神社に着いた。隣のお寺が気になったので行ってみる。赤紙仁王尊と言って金剛力士立像の全身に赤紙が貼られている。身体の悪い人が疾患のある部分に赤い紙を貼って祈願すれば病気が快復すると信じられている。

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 八幡神社に戻る。神輿庫の並ぶ長い参道を抜け、石段の横に田端富士がある。高さ4mあるが円錐形ではなく、登ることも出来ない。石段の上は奥宮と神社社殿がある。

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東覚坂を田端北口へと上る。先日、ここはどこ?と思った童橋、東台橋をくぐる。前回はとても高く感じたのだが、今日はその衝撃はなかった。

 田端高台通りを進み、山手線を越える富士見橋で右折、京浜東北線沿いのモチ坂を下る。

新幹線の高架が目の高さにあり、それが高くなり、京浜東北線が目の高さになってくると、上中里駅だ。高い木が多く、南国のような感じがした。小さな駅前広場の向こうに、飛鳥の小路がある。ここを行けば飛鳥山公園下のあじさいに行けるはずだ。10段くらいの階段を自転車を担ぎ登って、飛鳥山の小径を進めば、今度は長い下り階段になった。無理だと諦めた。国立印刷局への道があったが、こちらも階段があるので諦めた。

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 上中里駅に戻り、蝉坂を上りきり、崖上の平塚神社に立ち寄る。御祭神は平安後期の武将で、源頼朝・義経や足利将軍家の先祖、八幡太郎源義家。

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 岩槻街道を進むと国史跡・西ヶ原一里塚。右折すると七社神社があった。渋沢栄一ゆかりの神社らしく、「渋沢資料館はこちら」の案内板が2つあった。

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境内は広く、社殿や天祖神社・稲荷神社・熊野神社・菅原神社・孔子孟子像などがあり、中央に願掛け公孫樹が聳えている。坂を下って飛鳥の小径に入る。あじさいはほぼ満開。脇を通るJR電車の音がうるさい。

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 王子駅前に出た。明治通りを渡る箇所がないので、一旦JR線ガードをくぐり、王子駅北口の歩道を2回渡って、またJR線ガードをくぐって反対側に行った。

 すぐに右折して、名主の滝公園に行く。入口(薬医門)が閉鎖していたので、コロナで休園と思い、道を進んだら、正門は開いていた。名主の滝近くで滝音がする。

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 公園に沿って三平坂を上り、岩槻街道に戻る。

 十条台、南橋交差点に左十条、直進東十条の標識があった。

十条富士はどちらだろうか?地図を持ってこなかったので戸惑いつつ東十条方面へ進んだ。

お寺があったので寄ったが、十条富士はなかった。(西音寺)

環七を渡り、清水坂を下ると北区八幡山児童遊園に着いた。歴史と文化の散歩道案内板があったので、確認すると十条富士は、環七の手前ではないか。とっくに通り過ぎていた。

引き返そう。清水坂を上り環七を渡り、来た道を戻った。ない。十条富士は荒川小学校前だ。

荒川小学校前で周りを見渡しても見つからない。なぜだ?

やがて分かった。道路拡張の工事現場が十条富士神社だったのだ。高さ5.8m 元古墳。工事は丁寧に行われていた。

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 埼京線が近づき、ガードを抜けると稲附山法真寺の看板があったので左手の坂を上った。寺はなんてことないが、台地の上なので景観が良い。赤羽スリバチだな。道沿いに建つ建売建物の形も面白い。

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 適当に走ったら、どこにいるか分からなくなった。住所は西が丘。適当に走ったら行き止まりや、急な階段道が続いたりとなかなか前に進めない。

 赤羽スポーツの森公園に出た。自転車侵入禁止なので、公園の脇を進むと、道路向こうに味の素ナショナルトレーニングセンターがあった。オリンピックの選手強化施設だ。(陸軍東京兵器補給廠の跡地)

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 トレセン前を右折するとバス停・赤羽自然観察公園前があった。

 赤羽で目的にしていたところにやっとたどり着いた。地図を見て左にあると思ったら右側だった。

 裏側は赤羽スポーツの森公園だから、ぐるっと一周した訳だ。

 北区ふるさと農家体験館を見学する。

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自然観察公園前の緑道は昔の陸軍東京兵器補給廠跡。線路跡であった事を示すべく、遊歩道は線路を模したタイルが敷き詰められている。鉄橋らしきものもある。

自転車進入禁止なので、手押しして進んだ。途中から面倒になり乗ってしまったが・・川口岩渕道を渡っても緑道は続いていたが、侵入禁止が厳しい。迂回してもう一度チャレンジしたが、階段坂に阻まれた。

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諦めて八幡坂を下り、赤羽八幡神社に行く。

西暦784年に坂上田村麻呂がこの地に陣を取り、八幡三神を勧請して武運長久を祈られたとされる。1971年に東北新幹線の工事が着工した際、この神社の小山にルートが重なり、止む無く神社境内の下をトンネルにて通過する事となった。

 神社への参道は急だ。お参りの後、JR線の展望を見る。東北線、京浜東北線、新幹線、埼京線の線路がある。電車は東北線、京浜東北線ばかりが来る。5分待ったが新幹線は来ないので諦めた。

 参道を下るとき、鳥居の中に新幹線線路が見えるではないか。少し待ったが新幹線は来ないので線路だけを写した。自転車に乗って参道を下るつもりだったが、急坂が怖く手押しした。

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東洋大学校舎

八幡神社でゲットした北区観光ガイドマップの赤羽エリアを参考にし、「孤独のグルメ」で紹介された、フルーツパーラ・プチモンドのフルーツサンドを食べたかったが、1時30分までお休みとのこと。仕方なく八幡蕎麦・赤羽屋でせいろそばを食べた。

 マップに書いてある、清野とおるマンホールとカトリック赤羽教会、LaLaガーデン(アーケード商店街)を見て、新河岸川に出る。

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岩淵水門はすぐで、荒川サイクリングロードを走った。向かい風か強く、疲れる。堀切橋を渡り堀切菖蒲園を見て行こう。

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by leo-kasuya | 2021-06-01 15:51 | 新サイクリング日記

鉄道旅行を兼ねた山歩きです。


by leo-kasuya
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