令和3年6月18日芝閻魔様・恵比寿ガーデンプレイス・目黒不動
2021年 06月 18日
コース 東京タワー・・恵比寿・・目黒不動・・五反田・・古代東海道
よく隅田川を白髭橋で渡っているが、その名となった白髭神社へ行ってみよう。
琵琶湖にある白髭神社のご分霊で旧寺島町、現在の「東向島・墨田・堤通・京島・八広・押上」地区の氏神様。
(自宅の氏神様は東四つ木の白髭神社だ)隅田七福神の一つで寿老人を祭る。
浅草橋から日本橋横山町衣料問屋街・横山町大通り(旧日光街道)から日銀前の常盤橋公園に行く。常盤橋は東日本大震災で大被害を受けたが、修復工事が終わり5月10日から通行可能となった。常盤橋を渡って大手町へ行った。老人に「大手町合同庁舎はどこですか」と聞かれた。
JR線を越えてまっすぐと答えたが10分は歩くだろう。「コロナワクチンですか?」と聞いたが、マスクをしているし、あちらは老人だからか聞こえなかったようだ。合同庁舎130mの看板を見て、平将門塚へ行く。カメラに障害が2度起きたので近づきたくなかったが、前回将門伝説の地近くに行ったし、4月27日に改修工事が完了したので、ちゃんとお参りをしよう。
皇居前広場から日比谷公園・愛宕山と進み、東京タワーの真下に行く。金地院に閻魔様がいるとのことだったが分からなかった。(墓所の方にあるとのこと)。金地院は京都南禅寺の東京出張所として機能している。また東京タワーの敷地は金地院のものだったという。
もうひとつ芝公園の宝珠院に閻魔様がいる。こちらはすぐにわかった。ただガラス張りの中にいるので、それが反射し写真はうまく取れなかった。
赤羽橋を渡り三田国際ビルで右折、綱の手引き坂を上る。羅生門の鬼退治で有名な渡辺綱が付近に生まれなので、その名がついた。左側に綱町三井倶楽部の素敵な洋館がある。三井グループの迎賓館で、三井グループ関係者しか入れない。
古川を渡り、仙台坂を上る。麻布野球場前の交差点でつい信号無視をしたら、警官がホイッスルを鳴らした。振り向くと君だと言っていようだ。会釈して通り過ぎる。
隣の有栖川宮記念公園に入ったが、庭園へは階段を降りることになるので、再度外に出て、南部坂を下った。ドイツ連邦共和国大使館があり、壁一面に人物画が描かれている。
有栖川宮記念公園の庭園に入った。麻布台地の変化にとんだ地形を生かし、丘や渓谷・池のある緑深い公園。
公園の入口向いのナショナル麻布スーパーマーケットは日本在住の外国人向けに食材を提供している高級スーパー。
恵比寿に向かった。ガーデンプレイスに行く前に見るところがある。恵比寿通りの1本脇の小道から上がるV字坂だ。名の通り坂道がVの字に折れている。
エビスビール記念館が建つが臨時休業中。北側のくすの木通りからガーデンプレイスの時計広場へ行った。ゆるい坂でガーデンフレイスに行けるがこちらも臨時休業中。
三田橋の手前の道をJRに沿って下ると、山手線のトンネルガードがある。
目黒駅前から急坂の行人坂を下った。 行人坂はもともと、目黒不動の参道だった。
坂の中腹に大圓寺があるので寄った。境内は広くないが、羅漢石仏群、とろけ地蔵(行仁坂の大火事で焼かれて溶けた?とろけ→人々の悩みを溶かせてくれる)、全身金箔の薬師如来像、観世音菩薩などみる物がたくさんある。国重要文化財の生身釈迦如来立像の御開帳は7月15日とのこと。
坂を下ると雅叙園ホテル、目黒川、山手通りとなる。
五百羅漢寺(オープンな寺ではなく拝観料500円)を回り込むようにして、目黒不動尊に行った。
目黒の地名となった、目の黒い不動明王が祀られている。仁王門をくぐると独鈷の滝前に水かけ不動明王がある。今日は水が抜かれ清掃をしているので、水はかけられない。
男坂の階段を上がると本堂があり、不動明王が祀られている。堂内は撮影禁止。外から写したがうまく撮れないので目が黒いかどうかはわからない。
裏手に回ると、銅造大日如来座像がある。本堂と右手に扉があり、中に富士塚らしきものがあった。扉は閉ざされていて中に入れないので確認はできない。
女坂を下り、境内を一巡。青木昆陽の頌徳碑がある。人々を飢えから救ったサツマイモ先生で「甘藷先生」と呼ばれていて、お墓がここにある。いも畑もあった。
狛犬がたくさんあり、仁王門前の狛犬はコロナ対策のマスクをしていた。
散歩のおじいさん達に「不動前駅はどこですか?」と聞かれた。「多分あちら、商店街で聞いてください」と答えた。その多分あちら方面に走った。かむろ坂に出た。坂を下ると不動前駅入口の道があった。目黒川沿いに五反田を目指す。大崎橋に着くと、上空4階ほどの位置に東急五反田駅が見える。その下を山手線が走っている。
星野珈琲でランチをし、高輪台を目指す。目の前に山が迫る。島津山だ。西側を進むつもりだが、東側に行ってしまった。桜田通りに出て、高輪台から二本榎通りに入る。武蔵野台地の端にあり、いわば尾根道である。この道は古代東海道とも言われている。
高野山東京別院、灯台みたいな高輪消防署二本榎出張所(都選定歴史的建造物)を過ぎ右手に承教寺があった。古代東海道沿いらしいので寄ってみた。狛犬の姿が変わっている。前足を折るようにしている姿。
どうも狛犬ではなく「件(クダン)」という半人半牛の日本の妖怪らしい。
伊皿子手前に、東京3大大福の松島屋があるが、見落とした。